【6月19日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)は18日、グループGの試合が行われ、ベルギーは後半にパフォーマンスを上げてロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)が2得点を挙げるなどし、大会初出場のパナマに3-0で快勝した。

 活気を欠いてハーフタイムを迎えたベルギーは後半2分、ドリース・メルテンス(Dries Mertens)の一瞬のひらめきからボレーシュートを蹴り込み、均衡を破った。

 その後ベルギーは、ケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)とエデン・アザール(Eden Hazard)のお膳立てからそれぞれルカクが得点して勝利を確実にし、本大会で史上初の一戦に臨んだ中米パナマを退けた。

 しかしながらこの結果は、完全にはロベルト・マルティネス(Roberto Martinez)監督率いるベルギーが心の中に思い描いていた様なものではなかった。

 特に週末行われた試合でドイツ、あるいはアルゼンチンやブラジルという強豪が不覚をとったこともあり、白星はこれから先へ勝ち進んでいくためには、少なくとも理論上は十分なものになった。

 ベルギーはこれで20戦無敗となったが、格下相手に見せた前半のプレーぶりは、主要国際大会直近2大会で進出した準々決勝以上を目指すのであれば大きく改善する余地があることを示している。

 マルティネス監督のために公平を期せば、同指揮官は試合前日にチームがパナマ戦を簡単に考えてはいないと語っていた。(c)AFP/Andy SCOTT