【3月14日 Parismodes.tv】仏パリ(Paris)で2月27日から3月7日まで18/19年秋冬ファッションウイークが開催された。1日には、「マニッシュ・アローラ(Manish Arora)」が新作を発表した。

 今シーズン、インド人デザイナーのマニッシュ・アローラは、自身の感性や感情を表現したパーソンルなコレクションを発表。刺しゅうを多く施したアイテムで日本の瞑想と仏教について語り、これまでと同様多くの色を取り入れたアイテムを多数発表した。

 アローラが再現したユニフォームは、足首で細くした「キャロット」スタイルのパンツ。コートにリメイクした着物はすべて、日本の絹で作られた。色落ちさせたデニムがモチーフを完成させる。プリントのみで、全体のルックからはカモフラージュした象徴的な魚から、ハートに至るまで、歴史を反映している。セーターとジャケットは絞り染めの色合いと、ゴールドのタッチで、スピリチュアルな側面を表現した。

 印デリー(Delhi)の職人が手作業で完成させたさまざまなジャカードの大きなパファースカーフや、下駄をリモデルしたサンダルに注目したい。(c)Parismodes.tv