【1月4日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)のダビド・シルバ(David Silva)は3日、未熟児で生まれた息子が自らの命のために闘っていると、最近の4試合を欠場していた理由を明かした。

 2日に行われたワトフォード(Watford FC)戦で先発メンバーに復帰したシルバは、ツイッター(Twitter)の自身のアカウントで支援してくれた人々に対する感謝を述べた。

 シルバは「息子マテオ(Mateo)の誕生をみんなと分かち合いたい。マテオは極度の早産児で、医療チームの助けを借りて日々闘っている」とつぶやいた。

 シティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、シルバの最優先事項は家族に他ならないとし、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)、ニューカッスル(Newcastle United)、クリスタルパレス(Crystal Palace)とのリーグ戦、イングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup 2017-18)のレスター・シティ(Leicester City)戦の欠場を認めていた。

 指揮官は「とどまるのも去るのも自由だ、場合による。彼は楽しんでいたからとどまりたがっていたが、人生では家族が一番大事だ。彼に無理強いするつもりはない。いつかはここにきて、いつかは立ち去ることもあるだろうが、それは彼の家族の状況によりけりだ」と語っている。

 シルバが以前所属していたスペイン1部リーグのバレンシア(Valencia CF)も「クラブの誰もが小さなマテオがすぐにお父さんと家に帰れるよう願っている」と、支援の声をあげている。(c)AFP