【5月22日 AFP】16-17スペイン1部リーグは21日、第38節の試合が行われ、SDエイバル(SD Eibar)の乾貴士(Takashi Inui)が敵地カンプ・ノウ(Camp Nou)でFCバルセロナ(FC Barcelona)から2得点を挙げた。試合はバルセロナが4-2で勝利した。

 乾は前半7分と後半16分に、ともに見事なハーフボレーをクロスバーの内側に当てながら得点し、敵地に乗り込んだエイバルに夢を与えた。

 それでも、本拠地での試合前にルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督に対して「われわれの一員は永遠に」と記された巨大な横断幕で温かな別れの言葉を告げていたバルサは、0-2から巻き返してエイバル戦での初黒星を免れ、プライドを守った。

 後半18分にオウンゴールで1点を返したバルサは、リオネル・メッシ(Lionel Messi)がPKを阻まれたものの、同28分にルイス・スアレス(Luis Suarez)のゴールで試合を振り出しに戻すと、その2分後にメッシが2本目となったPKを今度はきっちりと決めて逆転。

 さらにメッシはロスタイムに今季公式戦53点目となるダメ押し点を挙げ、バルサは6連勝でシーズンを締めくくった。

 同日行われた試合でレアル・マドリード(Real Madrid)が2-0でマラガ(Malaga CF)を下し、通算33回目のリーグ優勝を果たしている。(c)AFP