【5月21日 AFP】16-17スペイン1部リーグは20日、第38節の試合が行われ、セビージャFC(Sevilla FC)はホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)監督の最後の試合になると予想される一戦で、5-0とオサスナ(CA Osasuna)に勝利した。

 サンパオリ監督は、現在2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の南米予選でつまずいているアルゼンチン代表の空位となっている指揮官の座に就きたいという思いを公にしている。

 ここ数か月は期待外れな不振に陥っているものの、サンパオリ監督の下でセビージャはリーグ戦を4位で終える成功を収めており、すでに降格が決まっているオサスナを相手にしたシーズン最終戦で大量点を挙げた。

 前半10分にビトロ(Victor Machin Perez "Vitolo")のゴールで先制したセビージャは、フランコ・バスケス(Franco Vazquez)とステヴァン・ヨヴェティッチ(Stevan Jovetic)の追加点で3-0として前半を折り返すと、後半にもビトロとバスケスがそれぞれ1点ずつを記録した。

 今季のリーグ戦は21日の試合で閉幕を迎え、首位レアル・マドリード(Real Madrid)はマラガ(Malaga CF)との敵地での試合で負けなければ5シーズンぶりの優勝が決まる。

 レアルが敗れた場合、2位のFCバルセロナ(FC Barcelona)はルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督の最後の試合となるカンプ・ノウ(Camp Nou)での一戦でSDエイバル(SD Eibar)に勝利すれば、3連覇が達成される。(c)AFP