【5月1日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2017)第5戦ラリー・アルゼンチン(Rally Argentina 2017)は30日、最終日が行われ、ヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が主導権を握っていたフォード(Ford)のエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)をわずか0.7秒差に抑え込み、2連勝を飾った。

 ヌービルが第4戦のラリー・フランス(Rallye de France - Tour de Corse 2017)に続く勝利を飾った一方で、築いたリードを徐々に削り取られたエバンスは、キャリア初優勝を逃した。

 フォードのオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)が29秒9差で3位に入り、総合4連覇中のフォードのセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)は1分24秒7差で4位に終わった。

 エバンスはタイヤや技術的な問題を抱えながらも0.6秒のリードを持って最終ステージを迎えたが、3日目を終えて11秒5差の2位につけていたヌービルに逆転を許した。ヌービルはこれでキャリア通算4勝目を挙げている。(c)AFP