【4月15日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するウィリアムズ(Williams)のルーキー、ランス・ストロール(Lance Stroll)が14日、第3戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2017)のフリー走行で足元が「どうにかなりそうなほど熱かった」と感じ、マシンから降りるために予定外のピットストップを余儀なくされた。

 史上2番目の若さでF1参戦を果たした18歳のストロールは、夜間照明のなかで行われた2回目のフリー走行で36周をこなしたが、バーチャル・セーフティーカーのテストの際、サーキットに残らずピットに直行した。

 ストロールは「何が原因なのかわからないけれど、足が燃えているような感覚だった。命の危険を感じ、とにかく脱出しなければならなかった。ただ出たいと思ったよ」と明かした。

「マシンから飛び降りなければならなかった。本当に耐えられなかったんだ。最後まで我慢しようとしたけれど、バーチャル・セーフティーカーでもう一周と言われたときは、『本当に無理だ。申し訳ない』と訴えたよ」

 気温が49度まで上がった午前のセッションで6位につけながらも、2回目では16位まで後退したストロールは、「奇妙なセッションだった」と振り返った。(c)AFP