ウッズが本格的復帰戦で大きく出遅れる、ファーマーズ・インシュアランス・オープン
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【1月27日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ファーマーズ・インシュアランス・オープン(Farmers Insurance Open 2017)は26日、米カリフォルニア(California)州ラホヤ(La Jolla)のトーリーパインズGC(Torrey Pines Golf Course)で開幕し、けがによる1年以上のブランクを経て復帰したタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は、第1ラウンドで自己ワーストの「76」をたたき、4オーバーの133位タイと出遅れた。
元世界ランク1位のウッズは、難しいサウスコースでリズムをつかめず、初日のスコアとしては、2015年のウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン(Waste Management Phoenix Open 2015)で記録した自己ワーストの「73」を更新してしまった。
しかし、11番まで1アンダーを記録しながらも、バックナインでボギーを連発してスコアを大きく崩した41歳のウッズは、2015年以来となる本格的なツアー復帰戦で苦しみつつも光明を見いだし、「がむしゃらに、懸命に戦ったよ。最高の出だしとはいかないなかで、ラウンド全体としては良くまとめたと思う」と語った。
「ラウンドをまとめようとした。11番まで1アンダーを保ち、うまくまとめてホールアウトできるポジションにいた。最高の出だしでとはいかなかったけどね。そこは自分でも生かしていきたいポジティブな材料の一つだ」
スコアが出やすいとされるノースコースで迎える2日目は、プレーに勢いをつけたいとしているウッズは、「明日はグリーンやコースが幾分やりやすくなるので、自分だけでなくほかの選手もスコアを伸ばすことを期待している」と話した。
一方、同組で回った世界ランク1位のジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)は、ファンに対してウッズの復帰を辛抱強く見守ってほしいと訴えた。
「1年5か月のブランクは、本当に長い期間だ。1年5か月ぶりなのだから、今日の彼のスコアがすべて物語っているとはいえない。1年くらい様子をみて、話はそこからだ。それは僕らも同じことさ。一年のスタートから騒ぎ過ぎてはいけない」 (c)AFP/Rob Woollard