【1月6日 AFP】テニス、ブリスベン国際(Brisbane International 2017)は5日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)と第2シードのドミニカ・チブルコバ(Dominika Cibulkova、スロバキア)が大会から姿を消した。

 ウクライナのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina)と対戦した世界ランキング1位のケルバーは、5本のダブルフォールトを含む計48本の凡ミスを犯し、4-6、6-3、3-6で敗れた。一方、チブルコバもアリーゼ・コルネ(Alize Cornet、フランス)に3-6、5-7で屈している。

 シーズン開始直後で、早くも土がついたケルバーは試合後、「四大大会(グランドスラム)は常にまったく異なるものだと思う」と話すなど、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)のタイトル防衛へ向けて心配はないと強調した。

 来週開催されるアピア国際(2017 Apia International Sydney Tennis Tournament)に出場するケルバーは、「大会前にどのようなプレーをするかは関係ない」としたうえで、「ここでは、良い2試合をすることができた。メルボルン(Melbourne)前に、あと何試合かこなしたい」と語った。

 ケルバーに勝利したスビトリーナは次戦、ロベルタ・ビンチ(Roberta Vinci、イタリア)を3-6、6-2、6-2で下した第3シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)と激突する。(c)AFP