■アルゼンチンは2戦連続ドロー

 ホームのキト(Quito)でコパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)王者のチリを3-0で破ったエクアドルが、勝ち点16で3位につけ、2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でベスト8に進出したコロンビアは、終了間際にエドウィン・カルドナ(Edwin Cardona)が決めたゴールでパラグアイを1-0で下し、こちらも勝ち点を16に伸ばし4位に続いている。

 一方、9月に行われた前節の試合でベネズエラと2-2で引き分けに終わったアルゼンチンは、アウェーのリマ(Lima)でペルーと対戦し、またしても2-2のドローに終わった。

 主将のリオネル・メッシ(Lionel Messi)をけがで欠くアルゼンチンは前半15分、プレミアリーグのエバートン(Everton)でプレーするラミロ・フネス・モリ(Ramiro Funes Mori)のゴールで幸先良く先制するも、後半13分にパオロ・ゲレーロ(Paolo Guerrero)の得点でペルーに追いつかれた。

 アルゼンチンはその後、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属するゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が後半22分に得点し再びリードを奪うも、ゲレーロをペナルティーエリア内で倒しPKを献上。ペルーはクリスティアン・クエバ(Christian Cueva)が落ち着いてこれを決め、試合をドローに持ち込んだ。

 この結果、アルゼンチンはコロンビア、エクアドルと勝ち点で並んだものの、本大会出場へぎりぎりのラインとなる5位となっている。(c)AFP/Oscar LASKI