【10月4日 AFP】交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)は3日、ユーザー同士が品物を売買できる新サービス「マーケットプレイス(Marketplace)」を開始した。競売サイト大手の米イーベイ(eBay)や案内広告投稿サイトの米クレイグスリスト(Craigslist)など競合勢にとって大きな脅威になりそうだ。

 マーケットプレイスでは、付近で売りに出されている品物の写真が表示される。ユーザーは距離を指定した上で、特定のアイテムや、服や日用品、電子機器といったカテゴリーを検索できる。

 売り手と買い手はメッセージを互いに送り、入札のやりとりや取引成立後の品物の受け渡しの相談などを行える。

 新サービスは無料で提供するが、将来的にはユーザーベースの一段の収益化や、その囲い込みに貢献する可能性もある。(c)AFP/Glenn CHAPMAN with Rob Lever in Washington