【9月26日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2016)第14戦アラゴンGPは25日、スペインのアルカニス(Alcaniz)でMotoGPクラスの決勝が行われ、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)がポールトゥウィンで母国開催のレースを制し、総合優勝を争うバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)との差を広げた。

 ポールスタートのマルケスは、序盤にマシンの小さな問題で5位に後退したものの、そこから盛り返して今季4勝目を挙げた。

 昨季の総合王者でモビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)は、チームメートのロッシを残り5周でオーバーテークし、2位に入っている。

 残りわずか4レースとなった今季の総合優勝争いで、現在総合首位に立つマルケスは2位ロッシに52ポイント差、3位ロレンソに66ポイント差をつけている。(c)AFP