【8月9日 AFP】男子テニスのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)は8日、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)の優勝経験を持つゴラン・イワニセビッチ(Goran Ivanisevic)氏をコーチとして招へいすることを明らかにした。

 ジカウイルスの不安を理由にリオデジャネイロ五輪を欠場したベルディハは、自身のフェイスブック(Facebook)で「より成長するため、ゴラン・イワニセビッチ氏にチームに迎え入れることになった」と発表し、「ゴランがもたらしてくれるであろう経験やエネルギーは、チームにとって完璧な選択だ」とコメントした。

 今年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2016)で4強入りを果たしているベルディハは、5月にダニエル・バルベルドゥ(Daniel Vallverdu)氏との師弟関係を解消しており、今回のイワニセビッチ氏との契約は、2か月前に契約した別のクロアチア人コーチに続くサポート体制の補強となった。

 一方、イワニセビッチ氏は先月、世界ランキング14位で2014年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2014)覇者であるマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)との師弟関係を解消している。(c)AFP