【5月19日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)の主将ジョン・テリー(John Terry)が18日、クラブとの1年契約に署名し、去就にまつわるうわさに終止符を打った。

 35歳のテリーは今年初め、クラブ側が契約延長に消極的だとして、シーズン終了後に退団する考えを明かしていた。しかし先日、チェルシーから1年の契約延長オファーを受けたテリーは、次期監督のアントニオ・コンテ(Antonio Conte)氏や、ロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)オーナーらと話し合い、少なくともあと1シーズンは残留することで合意した。

 ユースからチェルシーで21年を過ごしてきたテリーは、クラブの公式ウェブサイトで「クラブとの契約延長をうれしく思います。皆さんご存知の通り、僕は身も心もチェルシー一色です」と喜びを述べた。

「新監督の下で迎える新シーズンが待ち遠しいです。良いシーズンになることを祈ります」

「応援し続けてくれるファンの皆さんにも感謝します。皆さんは世界一のサポーターです」

 第37節のサンダーランド(Sunderland AFC)戦でレッドカードをもらったテリーは、リーグ最後の2節を欠場すると、15日のレスター・シティ(Leicester City)戦が終わった後、ファンの前で「残留したい」と語っていた。16日に本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で行われるはずだったパーティーが中止になると、テリーがチェルシーに残ることは決定的になっていた。(c)AFP