【5月10日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)中心部の商業地域で9日、火災が発生し、2人が死亡、煙を吸い込むなどして88人が負傷した。当局が明らかにした。

 警察当局によると、アズハル(Al-Azhar)モスク近くのモスキー(Al-Mosky)にある小規模なホテルで夜間に火災が発生し、瞬く間に近隣の建物4棟に燃え広がった。

 火災の原因は明らかになっていないが、延焼した建物にプラスチック製品が保管されていた倉庫が含まれていたことが、火災が広がる一因となった。

 地元消防当局によると、正午ごろまでに火は鎮火した。警官と消防士16人も煙を吸い込んだという。(c)AFP