【4月24日 AFP】ボクシング、IBF・WBA・IBO世界ミドル級タイトルマッチは23日、米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)のフォーラム(The Forum)で行われ、王者ゲンナディ・ゴロフキン(Gennady Golovkin、カザフスタン)は2回KOでドミニク・ウェイド(Dominic Wade、米国)を下し、王座を防衛した。

「GGG」の通称を持つ強打のゴロフキンは、1回にウェイドを打ち倒し優位に立つと、2回にもパンチを打ち込み、右フックで再びダウンを奪った。立ち上がったウェイドは試合を続行したものの、ゴロフキンの右を受けると、三度キャンバスに沈んだ。

 ゴロフキンはこれで22戦連続KO勝利を挙げ、通算戦績を35戦全勝(32KO)としている。ここまで無敗としていたウェイドの戦績は、18勝1敗となった。

 一方、この日行われたWBCフライ級タイトルマッチでは、王者ローマン・ゴンサレス(Roman Gonzalez、ニカラグア)が、判定の末に3-0(119-109、119-109、120-108)でマクウィリアムス・アローヨ(McWilliams Arroyo、プエルトリコ)を下し、4度目の王座防衛を果たしている。

 2年前に八重樫東(Akira Yaegashi)からタイトルを奪ったゴンサレスは、フルラウンドとなった一戦でアローヨを寄せ付けず、戦績を45戦全勝(38KO)としている。(c)AFP