【2月26日 AFP】パプアニューギニア第2の都市ラエ(Lae)で、刑務所から30人以上の受刑者が集団脱走し、うち11人が警察に射殺されたほか、負傷した17人が身柄を確保された。地元テレビなどが26日、報じた。

 報道によると25日午後、ラエにある矯正施設で受刑者30人超が看守2人を襲って脱走。所長の通報でただちに警察が駆け付けた。

 地元ニュースサイトは、脱走したのは殺人やレイプなどの罪で服役していた極めて危険な受刑者たちだと伝えている。

 パプアニューギニアでは昨年にも受刑者50人以上が脱獄する事件が起きており、このときも数人が撃たれたという。(c)AFP