【10月9日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の南米予選は8日、各地で第1節の試合が行われ、チリが2-0でブラジルを下す15年ぶりの快挙を成し遂げた。

 チリは後半27分、コパ・アメリカ(2015 Copa America)で活躍をみせたエドゥアルド・バルガス(Eduardo Vargas)がボレーシュートで先制すると、同45分にアーセナル(Arsenal)のスター選手アレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が、ブラジルのDFに阻まれたこぼれ球を押し込んで、ダメ押しの2点目を決めた。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で1-7の惨敗を味わったブラジルは、コパ・アメリカでも期待外れの結果に終わり、強豪としての復活を目指しているものの、エースのネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)を出場停止処分で欠くチームは、最後までチリのゴールネットを揺らすことはできなかった。(c)AFP