【10月3日 AFP】国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は2日、内戦状態に陥っているイエメンで戦闘が激化した今年3月以降、500人以上の子どもが死亡し、約170万人の子どもが栄養失調の危険にさらされていると述べた。

 ユニセフのクリストフ・ブリアラク(Christophe Boulierac)報道官は、イランが支援するイスラム教シーア派(Shiite)系反政府武装勢力フーシ派(Huthis)を標的としたサウジアラビア主導の空爆が始まった今年3月からの6か月間で、子ども少なくとも505人が死亡し、702人が負傷したと語った。

 またブリアラク報道官は、少年兵の急増に遺憾の意を示した。2014年は1年間で156人の少年兵が確認されたが、今年はこれまでに約4倍の606人が確認されているという。(c)AFP