ペールはこれまでのキャリアで幾度か物議を醸しており、今年初めにはイタリアで行われた下部カテゴリーのチャレンジャー大会で気のないプレーをして警告を受け、3回戦で棄権していた。

 さらに昨年はウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)が気にくわないと公言し、1回戦敗退後に「大嫌いなウィンブルドンをすぐに去れてうれしい」とコメントしている。

 また、同年夏にはウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2014)で対戦したイボ・カルロビッチ(Ivo Karlovic、クロアチア)と殴り合う寸前となった。

 カルロビッチに多くのサービスエースを打ち込まれたペールは、「あいつは最悪だ。あんなのテニスじゃない」と不満を漏らしたと伝えられている。

 ペールにとって不運なことにカルロビッチはフランス語を理解しており、一触即発の状況となる中、カルロビッチから敬意を示すよう諭されている。(c)AFP/Dave JAMES