■GS初勝利を挙げた西岡

 今月27日に20歳の誕生日を迎える西岡は、2回戦で第30シードのトーマス・ベルッチ(Thomaz Bellucci、ブラジル)と対戦する。これを突破すれば、3回戦では第3シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)と対戦する可能性が高い。

 昨年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2014)で、グランドスラムの本戦に初めて出場した西岡は、これがメジャー初勝利となった。

 西岡は、「グランドスラム初勝利で1回戦を突破できて本当にうれしいです」とコメントすると、「最後のポイントを取った後、かなり疲れていました」と試合を振り返っている。

 それでも、先週からフロリダ(Florida)で練習を行っていた西岡は、コンディションには慣れてきたという。

「全米オープンの予選前、IMG(ニック・ボロテリー・テニスアカデミー〈Nick Bollettieri Tennis Academy〉)で数日間練習を行っていたので」

 本戦の初日には、ナダルと対戦したボルナ・コリッチ(Borna Coric、クロアチア)など、10代の全3選手が1回戦で敗退し、2日目に試合を行った7人中5人も、善戦したが初戦で姿を消した。(c)AFP/Jim SLATER