チリッチ、フェレールが順当に勝ち進む 全米オープン
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【9月3日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は2日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第7シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)、第9シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)らが順当に3回戦に進出した。
19本のエースを記録したチリッチは、世界ランク139位のエフゲニー・ドンスコイ(Evgeny Donskoy、ロシア)を6-2、6-3、7-5で破った。
チリッチはアーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)で行われた試合を振り返り、「このコートには素晴らしい思い出があるし、自分にとってとても特別なんだ」とコメントした。
前回王者のチリッチには、2004年から2008年にかけて5連覇を達成したロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)以来となる、全米オープン連覇の可能性がある。
チリッチは、「それはちょっと難しいかもしれないけれど、僕はずっと四大大会(グランドスラム)に勝つことを目指してきたし、今は大会連覇を目指してプレーしている」と語った。
一方、2013年の全仏オープンテニス(French Open 2013)ファイナリストで、ひじの故障で2か月半の戦線離脱を余儀なくされたフェレールは、世界ランク102位のフィリップ・クライノビッチ (Filip Krajinovic、セルビア)を7-5、7-5、7-6で退けた。
フェレールは試合後、 「3回戦に勝ち進めてうれしいよ。簡単ではなかったけれど、良い形で復活することができた」と語っている。
チリッチは3回戦でミハイル・ククシキン(Mikhail Kukushkin、カザフスタン)と、フェレールは第27シードのジェレミー・シャーディ(Jeremy Chardy、フランス)と対戦する。(c)AFP/Jim SLATER