【8月30日 AFP】男子テニス、ウィンストンセーラム・オープン(Winston-Salem Open 2015)は29日、シングルス決勝が行われ、大会第2シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)が6-4、7-5でピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert、フランス)に勝利し、長らく続いていた決勝での連敗をストップした。

 世界ランク15位のアンダーソンは、2012年のデルレイビーチ・オープン(Delray Beach Open)で優勝を飾って以降、決勝に進出した7大会すべてでタイトルを逃していた。

 しかしこの日は、アンダーソンが序盤から試合を支配して優勝を決め、「最高の気分だ」と喜びをかみしめた。

 ようやく決勝での連敗が止まったアンダーソンは、「最高の1週間を過ごしていたのに、最後のハードルでつまずくのは、いつだってつらい」と続けた。

「何度か決勝に進出しても、期待外れに終わり、つらい経験をしていた。決勝ごとに状況は違うけど、なぜか僕にはタイトルがもたらされなかった。誰かが勝てば、誰かが負けるということだけどね」

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