フェデラーが7度目の戴冠、ジョコビッチは5度目の準優勝 W&Sオープン
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【8月24日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2015)は23日、男子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が7-6、6-3で第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を破り、7度目の大会制覇を果たしたと同時に、開幕間近の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2015)に向けてはずみをつけた。
1時間半でジョコビッチを退けたフェデラーは、第2シードとして全米オープンの舞台フラッシング・メドウズ(Flushing Meadows)へ向かう。
フェデラーは、ツアー通算87個目のタイトルを獲得したとともに、ATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)で24勝目を挙げた。
一方のジョコビッチは、マスターズ1000の全9タイトルを獲得するという偉業の達成が失敗に終わり、シンシナティ(Cincinnati)で5度目の準優勝に甘んじる結果となった。ジョコビッチは、全米オープンの前哨戦2大会で準優勝に終わっている。
シンシナティの決勝で3回ジョコビッチを破っているフェデラーは、「ノバクがいつかここで勝てることを、心から願っている」とコメントした。
「何度も近くまで来ているんだ。勝つ権利はあるだろう」
四大大会(グランドスラム)通算17勝のフェデラーは、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2015)後に順位が入れ替わったアンディ・マレー(Andy Murray、英国)から、世界ランク2位の座を取り戻すことが決定した。