【8月23日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2015)は22日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-4、6-3で第14シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)を下し、連覇に王手をかけた。

 第1セットを1ブレークダウンから取り返したセレーナは、8度のダブルフォールトを犯したほか、ショットにもいつものキレが見られなかったものの、9本のサービスエースを決めるなどして、ストレートでスビトリーナを退けた。

 31日に開幕する全米オープン(US Open Tennis Championships 2015)で年間グランドスラム達成を目指す33歳のセレーナは、不調の原因が、ここ数か月抱えている肘の故障だとしている。

「全仏オープンテニス(French Open 2015)以降は、肘の問題があって、あまりサーブを打っていません。全仏のときも、開幕前日までサーブ練習は控えていました」

「この問題とは、もう長い間付き合っています。とにかく乗り切るしかない」

「今日の試合をどうひっくり返したのか、自分でも分かりません。ものすごく低調な立ち上がりでした。でも、自分のショットを模索して、頑張ろうと思いました」

 今シーズン47勝2敗のセレーナは、シンシナティ(Cincinnati)での戦績も、20勝4敗に伸ばしている。

「落ち着いてサーブを打つだけ。それに今、取り組んでいます」