【8月11日 AFP】テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2015)は10日、男子シングルス1回戦が行われ、初戦となる2回戦で上位シード選手と当たる相手が続々と決定した。

 大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は、ブラジルのトーマス・ベルッチ(Thomaz Bellucci)と対戦することが決まった。ベルッチは7-6、4-6、7-6でパブロ・クエバス(Pablo Cuevas、ウルグアイ)に勝利している。

 ベルッチは、14本のサービスエースで11本のクエバスを上回り、相手のブレークチャンス12回のうち9回をしのぐなどして、2時間45分に迫る死闘を制した。

 先月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)決勝でロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に勝利して以降、初めての試合に臨むジョコビッチは、2015年に入ってから全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)を含む6大会で優勝しており、これまで48勝3敗の好成績を残している。

 2009年から大会2連覇を果たした経験を持つ第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は、シングルス初戦を前に42歳のリーンダー・パエス(Leander Paes、インド)とのペアでダブルス2回戦に進出した。

 マレーは今大会限りのペアを組み、6-3、6-1でケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)/ジェレミー・シャーディ(Jeremy Chardy、フランス)組を退けた。前週のシティ・オープン(Citi Open 2015)では、ロシアのティムラズ・ガバシュビリ(Teymuraz Gabashvili)の前に屈し、まさかの1回戦敗退を喫しており、夏のハードコートシーズンで再調整を図っている。