【8月4日 AFP】(写真追加)インド・ムンバイ(Mumbai)近くのターネー(Thane)市で4日、老朽化した3階建ての建物が倒壊し、少なくとも11人が死亡した。ムンバイ周辺でこうした事故が起きるのはこの1週間で2度目。

 建物が倒壊したのは午前2時(日本時間午前5時半)ごろで、入居者は就寝中だった。救援チームはがれきの中を夜通し捜索した。

 インド国家災害対応部隊(National Disaster Response ForceNDRF)の現地司令官アロック・アワスティー(Alok Avasth)氏は、AFPの取材に対し「11人の遺体を発見し、7人を救助した。あと1人が行方不明だ」と述べた。

 アワスティー氏によれば、政府はこの築50年の建物が危険な状態にあると2年前から勧告してきたが、住人はそれでもここに住み続けていたという。(c)AFP