【6月21日 AFP】コパ・アメリカ(2015 Copa America)は20日、グループBの試合が行われ、アルゼンチンは1-0でジャマイカに勝利し、グループ首位で準々決勝に進出した。

 アルゼンチンはゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)がこの試合唯一の得点を記録し、リオネル・メッシ(Lionel Messi)の代表通算100試合目を白星で飾ったものの、試合は不安を残す内容に終わった。

 一部報道でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)やアーセナル(Arsenal)からの関心が伝えられているイグアインは、前半11分にアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)のクロスから決勝点を奪い、チームのグループ首位通過に貢献した。

 しかし、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で決勝進出を果たしているアルゼンチンにとって、この日は消化不良な内容に終わり、世界ランク65位のジャマイカを相手に苦しい戦いを強いられた。

 アルゼンチンのヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督は試合後、選手たちは疲れていたと語っている。

「前半は良かった。われわれは素晴らしいプレーを披露していたし、早い時間帯に得点することができた。チャンスも5、6回作り出すことができた」

「終盤は退屈な展開になってしまった。だけど、われわれはやるべきことをした。後半のわれわれは身体的に苦しい状況にあった」

 アルゼンチンは現在、エクアドルかグループC3位のチームと対戦する準々決勝まで日程が1週間ほど空くことになっている。

 マルティーノ監督は、「その期間で本来の状態に戻す。われわれには6日間あって、準々決勝前に休ませることができるし、彼らにとってそれが必要だと考えている」と語った。

「ここまで厳しい日程だった。われわれは1週間で3試合を戦ったんだ」

(c)AFP