【6月18日 AFP】コパ・アメリカ(2015 Copa America)に参戦するブラジル代表主将のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が、17日に行われたコロンビア戦後に退場処分を受け、2試合の出場停止処分を科される可能性が出てきた。ブラジルメディアが報じた。

 ネイマールは、試合終了の笛の後、コロンビアのジェイソン・ムリージョ(Jeison Murillo)に頭突きを見舞おうとしてレッドカードを提示され、グループリーグ最終節と準々決勝の2試合に出場できない危機に瀕している。大会の規律委員会は、18日にその処分を発表する見込みとしている。

 ネイマールは、前半にハンドの反則でチリ人主審のエンリケ・オッセス(Enrique Osses)氏から今大会2枚目のイエローカードを受けており、レッドカードを受ける前にすでに3戦目の出場停止が決まっていた。

 ブラジルはこの一戦を0-1で落とし、コロンビアに24年ぶりの黒星を喫した。

 試合後、ブラジルメディアに対してネイマールは、前半のハンドのファールでイエローカード提示した主審を批判し「僕からすれば、ルールはいつも僕に不利な方に使われている」とコメントした。

「僕はバランスを崩して、ボールが手に当たってしまった。故意ではなかった。何にでも笛を吹く意志の弱い審判が起用された」

(c)AFP