【6月14日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2015)第7戦のカタルーニャGPは13日、 MotoGPクラスの予選が行われ、チーム・スズキ・エクスター(Team SUZUKI ECSTAR)のアレイシ・エスパルガロ(Aleix Espargaro、スペイン)が、チームに8年ぶりのポールポジションをもたらした。

 また、2位には同僚のマーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales、スペイン)が入っており、スズキのワンツーがチームの勢いを象徴している。

 ここ2戦ではリタイアを強いられていたエスパルガロだが、昨年のオランダGP以来のポールポジションを獲得し、スズキにとっても、2007年のオランダGP以来となるトップグリッドになった。

 スズキにとってはさらにうれしいことに、エスパルガロはカタロニア・サーキット(Circuit de Barcelona-Catalunya)のベストラップとなる1分40秒546を記録した。

 エスパルガロは、「信じられない。100%出し切った」とすると、「スロットルを早く開けすぎてクラッシュしかけた。これまでの仕事を見てきたから、スズキのワンツーは最高だ。まるでプレゼントだね。明日も先頭に近づきたい」とコメントした。

 ビニャーレスは0.083秒差の2番手に、モビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)が0.100秒差の3番手に入っている。(c)AFP