【5月17日 AFP】14-15フランス・リーグ1は16日、第37節の試合が行われ、ASモナコ(AS Monaco)は降格が決まっているメッス(FC Metz)に2-0で勝利し、最終節を3位で迎えることになった。

 ポルトガル出身で20歳のMFベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)が、モナコの勝利の立役者になった。シウバは左足の巧みなシュートでチームに先制点をもたらすと、さらに丁寧な折り返しでヴァレル・ジャーメイン(Valere Germain)の追加点を演出した。

 これでモナコは、敵地で行われる次節のロリアン(FC Lorient)戦に勝利すれば、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)出場の最後の椅子を手に入れることができる。

 ただしこの日は、4位オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)が4-0でリール(Lille OSC)に、5位サンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)が2-1でエヴィアン・トノン・ガイヤールFC(Evian Thonon Gaillard FC)に、ともに勝利した。

 両チームはモナコを勝ち点2差で追っており、勝利が絶対条件とはいえ、3位に食い込む可能性が残っている。最終節、マルセイユはSCバスティア(SC Bastia)と、一方のサンテティエンヌはギャンガン(En Avant de Guingamp)と、どちらも本拠地で対戦する。(c)AFP