【4月22日 AFP】国連大学(United Nations University)が19日に発表した報告書によると、2014年に世界で発生した電気・電子製品廃棄物は4180万トンだった。

 1人当たりの発生量が最も多かった国はノルウェー(28.4キロ)で、以下スイス(26.3キロ)、アイスランド(26.1キロ)が続いた。発生量が多かった上位5か国は米国、中国、日本、ドイツ、インドだった。これらの廃棄物のうち適正にリサイクルされているのは全体の6分の1に満たないという。

 世界の電気・電子製品廃棄物の発生量は、2013年が3980万トンだったことからすると、このままのペースで増え続ければ2018年には5000万トンを超える恐れがある。(c)AFP