【4月15日 AFP】フランステニス連盟(French Tennis Federation)は14日、今年の全仏オープンテニス(French Open 2015)の賞金総額が昨年比で300万ユーロ(約3億8000万円)増額し、2800万ユーロ(約35億6000万円)を越えると発表した。

 5月19日から6月7日までの日程で行われる今年の全仏オープンでは、男女シングルスの優勝賞金が180万ユーロ(約2億3000万円)に設定されており、昨年大会(French Open 2014)から15万ユーロ(約1900万円)増えることになる。

 昨年と同様、最も恩恵を受けるのは大会の序盤で敗れた選手で、2回戦から準々決勝までに敗退した場合の賞金は、前年比で20パーセント以上アップする。

 四大大会(グランドスラム)のシーズン初戦である全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)では、賞金総額を史上最高の4000万豪ドル(当時約39億円)、男女シングルスの優勝賞金を310万豪ドル(当時約3億円)に増額している。

 昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)でも、賞金総額を2500万ポンド(当時約43億円)、男女シングルスの優勝賞金を1760万ポンド(当時約3億円)に設定、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)では、賞金総額を3830万ドル(当時約39億円)に増額し、優勝者はそれぞれ300万ドル(当時約3億円)を手にした。(c)AFP