【3月1日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の第2回バルセロナ合同テストは28日、カタロニア・サーキット(Circuit de Barcelona-Catalunya)で3日目が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がトップタイムを記録した。

 昨季王者のハミルトンはソフトタイヤに履き替えるとこの日最速の1分23秒022を記録し、メルセデスは追いかける他チームから一歩抜きんでた存在であることを示した。それでもハミルトンのタイムは、27日にチームメートのニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)が記録したタイムから約0.3秒遅れとなった。

 ウィリアムズ(Williams)のフェリペ・マッサ(Felipe Massa)がテストを通じて自身最速のタイムを残して2番手につけ、再びメルセデス追撃の一番手となった。しかしながらマッサは最もスピードが出るスーパーソフトタイヤで、1分23秒262とハミルトンから0.2秒遅れとなっている。

 そのマッサに約0.01秒差の3番手にはこちらもスーパーソフトタイヤを履いたフェラーリ(Ferrari)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が続いている。

 7人のドライバーが100周以上を走行するなか、マクラーレン・ホンダ(McLaren-Honda)はオイル漏れなどその信頼性に問題を抱え、テストドライバーのケビン・マグヌッセン(Kevin Magnussen)は39周の走行にとどまった。

 3日目の結果は以下の通り。

1位:ルイス・ハミルトン/メルセデスAMG - 1分23秒022

2位:フェリペ・マッサ/ウィリアムズ - 1分23秒262

3位:キミ・ライコネン/フェラーリ - 1分23秒276

4位:カルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)/トロ・ロッソ(Toro Rosso) - 1分24秒191

5位:ロマン・グロージャン(Romain Grosjean)/ロータス(Lotus F1 Team) - 1分24秒200

6位:マーカス・エリクソン(Marcus Ericsson)/ザウバー(Sauber) - 1分24秒477

7位:ニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)/フォースインディア(Force India) - 1分24秒939

8位:ケビン・マグヌッセン/マクラーレン・ホンダ - 1分25秒225

9位:ダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)/レッドブル(Red Bull) - 1分25秒742

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