リカルドが1番手タイム、ハミルトンも復調 バルセロナ合同テスト
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【2月21日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のバルセロナ合同テストは20日、カタロニア・サーキット(Circuit de Barcelona-Catalunya)で2日目が行われ、前日の走行を途中で切り上げたメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が調子を上げる中、レッドブル(Red Bull)のダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)が最速タイムをマークした。
リカルドは143周を走行し、ソフトタイヤの選択が奏功するなど、ここまで最速の1分24秒574を記録している。
背部に痛みを抱えるニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)は、66周を走行した後に、午後のセッションでハミルトンにバトンタッチ。ハミルトンは89周を走行し、メルセデスはスピードよりも距離を重視した。
ハミルトンとロズベルグは、それぞれ5番手と6番手のタイムを刻んでいる。
ハミルトンは、「調子はましになった。マシンに乗って早く走りたかったんだ」とすると、「土曜日(21日)の朝はスピードを重視したい。マシンも順調だ。昨年と似たような状況だけど、むしろ良いくらいかもしれない。僕らは自分の仕事に集中するだけだ。距離を重ねてマシンの実力を発揮し、シーズンが始まるまでに調整するのみさ」と話した。
フェラーリ(Ferrari)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)は、安定した走りで前日に続く2番手に。
ウィリアムズ(Williams)のフェリペ・マッサ(Felipe Massa)は、同じブラジル出身でFCバルセロナ(FC Barcelona)のスターであるネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)がパドックに姿を見せるサプライズもあって、3番手タイムをマークした。
マクラーレン・ホンダ(McLaren-Honda)は、マシンに改良パーツが必要なため、2日目の走行距離が制限されるかもしれないとしていたが、フェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)がここまで最多の59周を走りきった。