【12月30日 AFP】2014-15アルペンスキーW杯は29日、オーストリアのキュータイ(Kuehtai)で女子回転の第4戦が行われ、米国の19歳ミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin)が2本合計1分43秒39で優勝した。

 チェコのサルカ・ストラチョワ(Sarka Strachova)が0.8秒差の2位に入り、スイスのウェンディー・ホルドナー(Wendy Holdener)が0.92秒差の3位だった。

 米コロラド(Colorado)州ベイル(Vail)出身の五輪金メダリストは、1本目で最速タイムを記録し、2本目でもミスなく滑りきった。

 圧巻の滑りを見せたシフリンは、「言葉では表せないくらい楽しかった」と振り返り、「スムーズで幸福感に満たされていた。コンディションはタフで、視界も悪かったけど、それも最高よ」と語った。

 シフリンは、10月にゼルデン(Solden)で行われた大回転に続き、今季2勝目を挙げた。総合順位では、ティナ・マゼ(Tina Maze、スロベニア)とアンナ・フェニンガー(Anna Fenninger、オーストリア)に次ぐ3位につけている。(c)AFP