【12月15日 AFP】2014-15アルペンスキーW杯は14日、スウェーデンのオーレ(Are)で男子回転の第2戦が行われ、王者マルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)が2本合計タイム1分40秒37で優勝した。

 ヒルシャーは、大回転でも米国のテッド・リゲティ(Ted Ligety)を抑え優勝を飾っており、好調のまま連勝を収めた。

 1回目の試技でフェリックス・ノイロイター(Felix Neureuther、ドイツ)に0.25秒差をつけられたヒルシャーは、2回目で圧巻の滑りを見せ、2本合計で0.1秒ノイロイターを上回った。

 アレクサンドル・ホロシロフ(Alexander Khoroshilov)が、2本合計1分40秒52で3位に入り、ロシア勢としては1981年以来の表彰台入りを果たした。

 この優勝で100ポイントを獲得したヒルシャーは、ノルウェーのチェーティル・ヤンスルード(Kjetil Jansrud)を追い抜き、総合首位に浮上した。

 W杯通算26度目の優勝を飾ったヒルシャーは、オーストリアの伝説的選手フランツ・クラマー(Franz Klammer)氏の記録に並んだ。(c)AFP