【12月7日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は6日、五輪開催都市による会場や競技の変更が、今週行われる改革案に対する投票により許可されることになるだろうと語った。

 バッハ会長は、8日と9日に改革案が通れば実行されることになるこの変更点について、IOCがすでに2018年の冬季五輪を開催する韓国・平昌(Pyeongchang)と20年の夏季五輪を開催する東京に対して話を通していると明かした。

 IOCの常任理事会後の会見に臨んだバッハ会長は、「(来年)1月と2月に両組織委員会の計画について見直しを行い、アジェンダ2020が両者にどういった意味を持つのかを確かめる」と語った。

 8日と9日に行われるIOC総会では、IOC改革と大会コストの削減、実施競技の追加や大会参加者の上限を1万500人に設定するなど、改革案40項目について投票が行われる予定となっている。(c)AFP