【11月27日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は26日、グループリーグ第5節の試合が各地で行われ、グループBのレアル・マドリード(Real Madrid)は1-0でFCバーゼル(FC Basel)を下した。

 レアルはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が大会通算71得点目を記録すると、9月に本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)でバーゼルに5-1で勝利した試合から続いている公式戦の連勝をクラブ記録タイの15に伸ばした。

 カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督の率いるチームは、1960-61シーズンに故ミゲル・ムニョス(Miguel Munoz)監督、2011-12シーズンにジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が達成した連勝記録に並んでいる。

 ポルトガル代表のロナウドは前半35分、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)の折り返しからゴールを決めると、かつてレアルで活躍したラウル・ゴンザレス(Raul Gonzalez)と大会通算得点数で並び歴代2位タイとなった。

 現在の大会最多得点記録保持者は、25日の試合でアポエル・ニコシア(APOEL Nicosia)を相手にハットトリックを達成したFCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)となり、ロナウドに3得点差をつけている。

 すでにベスト16入りを決めている前回王者レアルは、これでグループリーグ5連勝を飾り、グループBの首位通過を確定させた。

 一方、本拠地ザンクト・ヤコブ・パルク(St Jakob Park)で2勝を挙げているバーゼルは、17歳のカメルーン出身FWブリール・エンボロ(Breel Embolo)が気を吐いていた。

 バーゼルは試合に敗れはしたものの、2週間後に行われるリバプール(Liverpool FC)とのグループ最終戦を引き分け以上で終えることができれば、決勝トーナメントに駒を進めることができる。(c)AFP