【11月24日 AFP】14-15イングランド・プレミアリーグは23日、第12節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は1-3でクリスタルパレス(Crystal Palace)に敗れた。

 リバプールは、下位で苦しむクリスタルパレスの本拠地セルハースト・パーク(Selhurst Park)でさらに惨めな状況に陥り、逆転負けを喫した。

 ブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督率いるリバプールは、昨季優勝争いをする中でクリスタルパレスに3-0から3点を許して引き分けに持ち込まれ、タイトル獲得の望みが事実上断たれていたが、それ以降では初めてとなった同地での試合は、さらに痛手を負う結果となった。

 試合開始早々、サウサンプトン(Southampton FC)から今夏加入したリッキー・ランバート(Rickie Lambert)が移籍後初となるゴールを挙げ、リバプールが先制した。

 しかし、クリスタルパレスは前半のうちにドワイト・ゲイル(Dwight Gayle)のゴールで同点に追いつくと、後半33分にジョー・レドリー(Joe Ledley)が勝ち越し点を挙げ、直後にはオーストラリア代表のマイル・ジェディナク(Mile Jedinak)がFKを蹴り込み、勝ち点3を確実にした。

 連携を欠いた攻撃と軽率な守備をみせたリバプールは、リーグ戦ここ4試合で勝ち星を挙げられず、公式戦でも7試合で1勝にとどまっている。降格圏から勝ち点差わずか4の12位にとどまっているリバプールに対し、9月以来となる勝利を挙げたクリスタルパレスは、降格圏から抜け出してリバプールとの勝ち点差を2にしている。(c)AFP/Steven GRIFFITHS