【11月17日 AFP】14F1最終戦の第19戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2014)で出走することが明らかになったケータハム(Caterham F1 Team)が、同GPで小林可夢偉(Kamui Kobayashi)をドライバーとして起用すると発表した。

 マーカス・エリクソン(Marcus Ericsson)は、ザウバー(Sauber)と契約するためチームを離れており、もう一つのシートを誰が獲得するのかは、今週中に発表される予定となっている。

 今季ここまで15戦に出走した小林は、「アブダビでレースできることがうれしい。ここ数週間は厳しい時間になりました。マシンに戻ってケータハムのメンバーと戦えるのはうれしいですね」と話している。

 ケータハムは先月、管財人の管理下に置かれ、第17戦米国GP(United States Grand Prix 2014)と第18戦ブラジルGP(Brazilian Grand Prix 2014)を欠場していた。

 ファンからの寄付で出走が可能になったことを受け、小林は「チームをサポートしてくれたファンの皆様に感謝します。チームは頑張っているし、絶対に諦めません」と意気込んだ。(c)AFP