【11月9日 AFP】14-15スペイン1部リーグは8日、第11節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は2-1でアルメリア(UD Almeria)を下した。

 バルセロナは、ルイス・スアレス(Luis Suarez)の2アシストの活躍で逆転勝利を挙げてリーグ戦2連敗から抜け出し、この日ラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)に5-1で勝利した首位レアル・マドリード(Real Madrid)との勝ち点差2を保った。

 バルセロナのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、2-0で勝利した欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)のアヤックス(Ajax)戦から5人を入れ替え、スアレスはネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)とともにベンチスタートとなった。

 しかしながら、アルメリアが前半37分にティエビ・ビフマ(Thievy Bifouma)のゴールで先制すると、両者は後半開始とともにピッチに投入された。

 スアレスは後半15分、CKからファーポストでアクロバティックなボレーシュートを放ったものの、これはバーに嫌われた。

 それでもスアレスは同28分、ペナルティーエリア内でドリブルをしかけマークしていたDFをかわすと横パスを出し、これをネイマールがシモ・ナバーロ(Ximo Navarro)に当てながらも押し込み、バルセロナが同点に追いついた。

 その後、スアレスが移籍後初ゴールに迫り、リオネル・メッシ(Lionel Messi)がヘディングシュートを放つなどバルセロナがプレッシャーをかけつづけると、同37分に右サイドからスアレスが上げたクロスに、遅れて上がってきた左サイドバックのジョルディ・アルバ(Jordi Alba)が合わせて、逆転となる今季初ゴールを決めた。

 一方でメッシはまたもゴールネットを揺らすことができず、スペイン1部リーグ通算最多得点記録に並ぶことはできなかった。

 それでもバルセロナは、リーグ戦でレアル・マドリードとセルタ(Celta de Vigo)に連敗を喫したあと、ようやく勝利を味わうことになった。(c)AFP/Kieran CANNING