【11月9日 AFP】14F1第18戦ブラジルGP(Brazilian Grand Prix 2014)は8日、サンパウロ(Sao Paulo)のインテルラゴス・サーキット(Interlagos Circuit)で予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)がチームメートのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)のタイムを僅差で上回り、今季10回目のポールポジションを獲得した。

 ロズベルグは1分10秒023のベストラップをマークしたが、ハミルトンとのタイム差はわずか0.033秒。3回のフリー走行から、トップを堅持した。

 この結果、ロズベルグは今季から新設されたポールポジション・トロフィーを手にし、メルセデスはポール獲得数で他を圧倒している。

 2位以下に24ポイント差をつけドライバーランキング首位に立っているハミルトンは、ポイントが2倍になる最終戦のアブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2014)を含む残り2戦で2位以内に入ることができれば、総合優勝は確実なものとなる。

 ブラジル出身でウィリアムズ(Williams)のフェリペ・マッサ(Felipe Massa)が3番手につけると、地元の歓声はピークに達した。4番手には、チームメートのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が入っている。

 シーズン終了後の離脱が報じられるマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のジェンソン・バトン(Jenson Button)が5番手、4度の総合優勝を経験しているレッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が6番手だった。(c)AFP