【10月31日 AFP】サッカーギリシャ杯(Greek Cup 2014-15)で30日、ホームチームが審判団の費用を支払うことができず、同日予定されていたニキ・ボル(Niki Volos)対ザキントスFC(Zakynthos FC)との一戦が没収試合となった。

 この試合を担当した主審は、ニキ・ボル側が審判団4人の費用3600ユーロ(約49万6000円)を支払うのを待っていたが、試合開始から30分が経過すると、中止を決断した。

 試合はギリシャサッカー連盟(Hellenic Football FederationHFF)の規定により、3-0でザキントスFCの勝利となり、ニキ・ボル側には最大で4万ユーロ(551万円)の罰金が科されるとみられている。

 ギリシャ1部リーグのニキは財政難に直面しており、今季開幕から7試合でわずか勝ち点3しか獲得できず、現在リーグ最下位に沈んでいる。(c)AFP