【9月24日 AFP】サッカーポルトガル代表は23日、パウロ・ベント(Paulo Bento)前監督の後任にフェルナンド・サントス(Fernando Santos)氏を指名した。

 来月に60歳の誕生日を迎えるサントス氏は、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)では決勝トーナメントに進出したギリシャ代表を率いていた。

 ポルトガル人のサントス氏は、W杯後に指揮官の座を退き、その後任にはクラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督が就いている。

 サントス氏はこれまでクラブでのコーチ業で豊富な経験を持っており、ポルトガルではGDエストリル・プライア(G.D. Estoril Praia)、エストレラ・アマドーラ(CF Estrela da Amadora)、FCポルト(FC Porto)、スポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)、ベンフィカ(Benfica)、ギリシャではパナシナイコス(Panathinaikos)、PAOK FCで指揮を執り、AEKアテネ(AEK Athens)では2度の監督経験を持つ。

 同氏の最初の目標は、フランスで行われる欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)の予選突破となる。ポルトガルは、予選初戦となったホームでのアルバニア戦に0-1と予期せぬ敗戦を喫し、この結果ベント監督が退任となった。

 ポルトガルは、10月11日にフランスとの親善試合を行い、その3日後にはアウェーに乗り込みデンマークと対戦する。(c)AFP