【8月12日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)は11日、ポルトガル1部リーグのFCポルト(FC Porto)からフランス代表のDFエリアキム・マンガラ(Eliaquim Mangala)を獲得したと発表した。

 同クラブがこのオフに契約した6人目の選手となったマンガラは、本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)で、FCポルトでもチームメートだったフェルナンド・フランシスコ・レゲス(Fernando Francisco Reges)と共にプレーすることになる。

 フランス出身で23歳のマンガラは、「シティは欧州のトップクラブだ。僕にとって、これから成長し続けていくためには、ポルトを離れてマンチェスター・シティに加入することが重要なステップだった。タイトルを勝ち取りたいし、それを成し遂げられると信じている。僕には野心がある。だから、ここにいるんだ」とコメントした。

「イングランドに来られて、とてもハッピーだ。プレミアリーグは世界最高峰のリーグだからね。戦いはとても厳しくて攻撃的だ。ゴールが量産されるから、本当に見応えがある。開幕が待ちきれないよ!」

 シティのマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督も、「新シーズンを控え、エリアキムのような資質を持った選手がチームに加わることを喜んでいる」と話している。

「彼はすでに優れた選手だが、精神面、身体面、技術面、そして戦術面で、中心となるすべての素質を兼ね備えた欧州屈指のDFの一人になるだろう」

「エリアキムは、プレミアリーグですぐさま存在感を示す選手になると信じている。彼には恵まれた肉体、試合を読む能力、ボールに対する優れた資質がある」

 マンガラは、2013年6月にウルグアイの首都モンテビデオ(Montevideo)で、フランスが1-0で勝利したウルグアイ戦で代表デビューを飾った。フランスがベスト8入りしたW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でも代表メンバーに選出されたが、試合には出場しなかった。(c)AFP