【8月4日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)のマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督は3日、米メジャーリーグサッカー(MLS)に2015年から参戦するニューヨーク・シティFC(New York City FCNYCFC)に加入したフランク・ランパード(Frank Lampard)がローン移籍で加入すると発表した。

 13シーズンをチェルシー(Chelsea)で過ごした36歳のランパードはNYCFCと契約を結んだばかりだが、MLSの新シーズン開幕までフィットネスを維持するため、イングランドに戻ることを選択した。

 NYCFCは、オーストラリアAリーグのメルボルン・シティ(Melbourne City)とともに、マンチェスター・シティの姉妹クラブとなっている。

 ペジェグリーニ監督は、米ミネソタ(Minnesota)州ミネアポリス(Minneapolis)で3日に行われたギネス・インターナショナルチャンピオンズ杯(2014 Guinness International Champions Cup)のオリンピアコス(Olympiacos)戦終了後、「ご存じの通り、フランクはNYCFCと契約を結び、3月の開幕に向けてこちら(米国)で1月から活動を始める。6日から彼はわれわれと活動し、来年1月までプレーをする」と語った。

「チームの一員として、メンバーとともに活動する。ポジションを争うことになるだろう。われわれは素晴らしいチームであり、彼と同じポジションに多くの選手がいることを彼も分かっている」

「特に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)もあり、試合数は多い。チームにとって彼は重要だ」

 ランパードは、211得点を挙げてクラブの最多得点記録を持つチェルシーには強い思い入れを持っている。ペジェグリーニ監督は、9月21日に本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)にチェルシーを迎え撃つ際、ランパードを起用しない可能性もあると明かした。

「それについては彼と話していくことになるだろう。しかしながら、彼はマンチェスター・シティの選手だ。必要な試合には出場するだろう」

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