【7月8日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会は7日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)準々決勝でブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の脊椎を骨折させたコロンビア代表のフアン・スニガ(Juan Zuniga)に対する処分を科さないと発表した。

 同委員会は声明で、「ネイマール選手の健康状態に深刻な結果をもたらした事件について、誠に遺憾に思う」としながら、スニガのタックルは試合中に審判団によってしっかりと確認されていたため、処分は下されないとしている。過去にさかのぼっての処分が下されるのは、イエローカードやレッドカードが該当選手を誤って提示された場合のみとなる。

 また同委員会は、ネイマールが脊椎を骨折するという重傷を負ったといえども、それはスニガの処分に対して関係するものではないとしている。(c)AFP