【3月27日 AFP】欧州サッカー連盟(Union of European Football AssociationsUEFA)が、W杯(World Cup)、欧州選手権(UEFA Euro)と平行し欧州各国が争うリーグ・オブ・ネイションズ(League of Nations)を27日の年次総会で認可する見通しとなった。同連盟のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)事務局長が明かした。

 2018年から開催される同大会は、W杯と欧州選手権の予選が行われない年に行われていた親善試合の代替するものとなる。大会はディビジョン制で、結果によって昇格、降格となるシステムが採用される。

 また、UEFA関係者の話として、下部グループで優勝した代表チームには欧州選手権へのワイルドカードでの出場権が与えられるとの報道もある。

 インファンティーノ事務局長はカザフスタンのアスタナ(Astana)で報道陣に対し、「誰もが対戦したい国がある一方で、対戦相手を見つけられない国もあります。これを有効活用する必要がありました。これがリーグ・オブ・ネイションズのアイデアの源です」と語った。

 詳細は、27日にUEFAのミシェル・プラティニ(Michel Platini)会長から発表される見込みとなっている。(c)AFP