リー・ホルドリッジ(Lee Holdridge)作曲の『エデンの東(East of Eden)』のサウンドトラックに乗せて滑った町田は、最初の4回転、3回転のトーループのコンビネーションジャンプを成功させると、続けてトリプルアクセルもきれいに決めた。

 その他にもフライングシットスピンとステップシークエンスで最高難度を獲得した町田は、これまでのSPでの自己ベストを7.03点も更新した。

 世界選手権はこれが初出場となる町田は、「自分の史上最高傑作の『エデンの東』を最高傑作の形でお届けできた。誇りに思う」とコメントした。

「羽生選手がソチで金メダルを取ったことでやる気が出た。自分もすべてを出して金メダルを取りにいきたい」

 一方、欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2014)で2連覇を達成し、カナダ人コーチのブライアン・オーサー(Brian Orser)氏の下、トロント(Toronto)で羽生とともに練習するフェルナンデスは、「サタン・テイクス・ア・ホリデー(Satan Takes A Holiday)」に乗せてこちらも自己ベストを記録した。